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ウエットクリーニング対象衣料について


ウエットクリーニングを行う対象衣料は以下の通りです。


①水溶性の汚れが広く衣類に付着している場合

夏物衣料で汗の付着が全体にある衣類、多くのシミや、大きいシミが付着して、ドライクリーニングしてもシミ抜きに相当手間をとる場合です。


②濡れている時に付着した汚れの場合

雨の日の泥はね、ゴルフズボンの泥汚れ等、ドライクリーニングより ウエットクリーニングの方が良く除去出来る場合です。

③ 黄変した白い衣類や漂白が必要な場合

ドライクリーニングでは漂白が出来ません。黄変した衣類や、 移染した衣類は漂白しなければなりません。

④ドライするとシミが落ちにくくなる場合

血液シミがついている場合にはドライクリーニングを先に行なうと シミが落ちにくくなります。

⑤綿、化合繊及び両者混紡衣類の場合

これらの衣類はドライクリーニングでは再汚染しやすいものがあり、 ウエットクリーニングの方がキレイに洗える。また綿の汚れはドライクリーニングでは落ちにくく、ウエットのほうがすっきり洗えます。

⑥ドライクリーニングでは不都合な衣類の場合

ウエットスーツ、ゴム引き衣類、合成皮革(塩ビ)衣類などドライクリーニングでは硬くなったり、収縮する衣類の場合です。

⑦ウエットの方がキレイに洗える場合

中わたの入った衣類(ダウンジャケット、ベスト)はドライクリーニングでは縁にシミが発生しやすくウエットの方がキレイに洗えます。

⑧その他

ドライクリーニングで汚れが落ち切らない、再汚染したなどの理由でウエットクリーニングをせざるを得ない時、「ドライ&ウエット」を行ないます。